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コードレビューの大切な目的は、提案された、変更のまだ考慮されていない点に注意を促すことです。 レビュー中に、関連する未変更のコードに対してもコメントしたい場合がよくあります。 GitLabは今後、マージリクエストの差分で変更した行、変更していない行の両方へのコメントをサポートします。 それにより、まだ変更されていない個所に必要な指摘ができます。
マージリクエストの差分でレビューする際に、(…)ボタンを押して、非表示になっている未変更の行を表示できます。 今後のリリースで、未変更の行に対するコメントのサポートは未変更のファイルにも拡張される予定です。
グループファイルテンプレート
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「LICENSE」、「.gitignore」「Dockerfile」「.gitlab-ci.yml」等のファイルテンプレートが 用意されているため、これらのよく使うファイルを簡単にプロジェクトに追加することができています。 今回、グループ向けのテンプレートリポジトリを設定することにより、すべてのグループ及びサブグループ内の全てのプロジェクトで、カスタムファイルテンプレートを共有することができるようになります。 カスタムファイルテンプレートは社内の全プロジェクトで利用する必要のあるカスタムライセンスや、全てのマイクロサービスで利用する必要のある複雑なDockerfileなど、GitLabから提供されているテンプレートが一般的過ぎる場合に有用です。
インスタンスレベルのファイルテンプレートは GitLab 11.3からサポートされています。
Review Appのダイレクトリンク
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ブランチで作業中に、少しだけ修正を加えた場合、Review Appのトップページを表示するのは便利ではありません。 これを改良するために、変更したページを直接表示できるように、Review Appのドロップダウンにボタンを追加しました。
課題分析
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本リリースで、この1年間にグループ内で作成された月間課題数を動的に表示するチャートが提供されます。 特定の課題のスコープで絞り込むこともできます。 これにより、チームではより課題について深く分析することができるでしょう。 例えば、Bugラベルを使用して、Bugの課題がいくつ作成されたかをサッと調べることができるようになります。
今後の計画は チャート機能の拡張で確認できます。 どうぞ、ディスカッションに参加してください。
マージリクエストレビューのプレビューが可能に
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良いプロジェクトの取り組みとして、コードレビューは必要不可欠なものですが、明確で実用的なフィードバックをすることは、時として難しいことがあります。 具体的な課題は、変更の差分を読み進み、変更の理解が進む前の不完全で的外れなコメントを残さないようにすることです。 このリリースにより、投稿する前にマージリクエストのレビューをプレビューできるようになります。 マージリクエストのレビューは、GitLab 11.4でリリースされ、レビュワーが多くのフィードバックを書き込みできるようになり、一つの動作でそれらをすべて投稿できるようになりました。
今後、この機能を拡張して、マージリクエストのメール通知を一つにまとめるように改良する予定です。
メールアドレスの秘匿
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誰があなたのプロジェクトに貢献してくれているのかを知ることは大切であり、GitLabのウェブインターフェースやローカルのgit環境、どこかのサーバ上にforkしたコンテンツ上でコミットしてくれたユーザを調べることができます。しかし、あなたのメールアドレスが公になってしまいます。 GitLabはローカル環境でもウェブ上でも利用できる送信専用のメールアドレスの提供を開始します。それにより、自分のメールアドレスを公にしなくてもよくなります。
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GitLab11.5より以前は、静的セキュリティテストや動的セキュリティなどレポートはシステムが認識できるように、ジョブ名とアーティファクト名の組み合わせに依存していました。 この方法は、グループセキュリティダッシュボードなどの高度な機能をサポートしたり、対象を増やしたりする場合に、アーティファクトへアクセスするためのパフォーマンスへの影響を考えると、最適ではありませんでした。 従来のシンタックスでは、sast
のように特定のジョブ名を使う必要がありましたが、本リリースからジョブ名をカスタマイズすることができます。
GitLab11.5では、新しいreport
シンタックスを利用するために、新しい実装が導入されました。 静的セキュリティテスト、 動的セキュリティテスト、 依存性スキャン、 コンテナスキャン、 ライセンス管理、 コード品質、 ブラウザパフォーマンステストで新しいジョブ定義が利用可能です。
これまでのシンタックスは今後のリリースで廃止予定となります。 今までのシンタックスをご利用中でも、グループセキュリティダッシュボードやパフォーマンス向上の利点を享受いただくため、定義をアップグレードすることをお勧めします。 新しいシンタックスはGitLab Runner v11.5以上の利用が必要となります。
パッチファイル添付メールでマージリクエストを作成
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GitLabはメールでのマージリクエストの作成を以前よりサポートしていますが、メールを送信する前にブランチがサーバー上に存在している必要がありました。 今後は、メールにパッチファイル(拡張子.patch
)を添付するだけで、マージリクエストを開始することができるようになります。 パッチファイルはシステム間で変更の共有や伝達をするうえでスタンダードなものです。 GitLabの今後のリリースで、GitLabインスタンスと他のGitツールとの間でマージリクエストができるように分散型マージリクエストを追加していく予定です。
Wikiのみのプロジェクトでの空の状態表示
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Wikiのみ利用しているプロジェクトに関するユーザ体験を向上させ、デフォルトのプロジェクト概要ページがなくても使用可能になりました。 プロジェクトのセットアップ時に空の状態表示がされることにより、ユーザが最初のWikiページを追加する手助けとなり、プロジェクトが良いスタートをきるのに役立つでしょう。
GitLabからJaegerを開く
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リクエストを処理している各ファンクションやマイクロサービスを追跡するなど、トレースすることにより、デプロイしたアプリケーションのパフォーマンスや状態を深く知ることができます。 これにより、モノリシックなシステムであっても、分散システムでも、リクエストのフロー全体を簡単に理解することができます。 GitLab 11.5はJaegerとCNCFが提供しているトレースプロジェクトの初期設定を含んでおり、GitLabからJaegerのUIを簡単に開けるようにしました。
GitHub連携におけるステータスチェック名の一致
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GitHub側でのステータスチェックの設定が可能となりました。「必須」項目の場合でも、名前毎に一つずつ設定する必要がありません。これまでは、チェック名にはブランチ名が含まれていたためこの方法が簡単にはできませんでした。 この機能はGitHub連携の設定で有効にできます。
Omnibus GoアプリがGitLabの証明書ディレクトリを使えるように
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GitLabには多くのGo言語ベースのアプリが含まれています。 v11.5以前は、これらのアプリは信頼できる証明書の置き場所に、OmnibusインストールのGitLabディレクトリではなくOSの証明書配置場所を利用していました。
このリリースより、Go言語のアプリは証明書とGitLabのデータで同じディレクトリを使用することになります。ディレクトリはデフォルトでは/opt/gitlab/embedded/ssl/certs/になります。それにより、証明書の管理が容易に、またシンプルになります。
Go言語のアプリに依存したGitLabのインストールで、システムディレクトリを使っている場合、OmnibusインストールのGitLab標準ディレクトリに証明書を移動させる必要があります。
エピックのクローズ通知
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最近、エピックをクローズする機能をリリースしました。エピックについてオープンとクローズの異なるステータスを持てるようになったということです。 このリリースでは、ユーザが関心のある作業についてよりキャッチアップできるように、エピックのクローズと再開の通知を追加しました。
監査イベントのJSONログ
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GitLab外で監査イベントの分析と調査を容易にするために、audit_json.log
を追加しました。これにより、監査イベントが構造化ログファイル(JSON形式等)で取得できます。 この変更でログの解析、配布はより簡単になり、特に可視化や他のツールでの分析がより容易になりました。
課題やマージリクエスト上でのエピックのオートコンプリート
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本リリースで、課題やマージリクエストで作業中に、エピックを検索したり、コメントすることがより容易になります。 課題の説明欄やマージリクエストのコメント欄で&
と、数文字を入力してみてください。 GitLabのオートコンプリート機能が直属の親グループのエピックを検索し、ユーザはそのページに留まったまま、簡単にプルダウンから対象を選ぶことができます。
マージリクエストの差分を閲覧する際のファイルリスト
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軽微な変更を除き、マージリクエストの差分でファイルを行ったり来たりする必要があります。 GitLab 11.4で追加されたファイルツリーに加えて、 変更されたファイルの確認とそのファイルへのアクセスを改善するために、検索可能なファイルの一覧表示を提供します。 ツリー表示でも一覧表示でもお好きな方を使えます。
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現状、環境情報は新しいパイプライン処理中、非表示となります。 この変更により、GitLabではウィジェットに実行中のデプロイに関する情報を表示できるようにしました。そのため、いまアップデートが走っている、ということがわかるようになります。
今回のリリースで最も素晴らしいことの一つは、現行のデプロイへのリンクが、次のデプロイが実行されても保持される点です。 それにより、ユーザはアプリをレビューするためのリンクを見つけることができます。 多くのデプロイが継続的に実行される場合、以前はどのタイミングが良いのか知ることが難しいケースがありました。
メールアドレス、APIトークンを用いたJiraクラウドの認証
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Jiraクラウドでは 認証方法からユーザ名を削除しました。 この変更をサポートするため、GitLabではユーザ名の代わりに、メールアドレスやAPIトークンでJiraクラウドとの認証を行えるようになりました。
最後に訪れたボードを自動的に表示
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課題ボードを使用するチームが増えれば増えるほど、それらをドロップダウンリストに表示してユーザーをナビゲートするのが難しくなってきます。 本リリースにより、割り当てられたプロジェクトやグループのサイドバーメニューからアクセスしたらいつでも、GitLabは自動的に最後に訪れたボードを表示するようになります。 この情報はシステムに保存されているため、異なるブラウザやデバイスからGitLabを利用した場合も、最後に訪問したボードは保存されます。参照した際に保存したURLで特定のボードに直接アクセスすることは今までどおり可能です。 今後予定されている複数ボードの管理に対する計画改善へ、コメントで参加してください。
オープン、またはクローズのエピックをAPIでフィルタする
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最近のリリースでエピックをクローズできるようになりました。つまり、エピックにオープンとクローズという異なるステータスが持てるようになったということです。 今回のリリースで、APIにそのステータスが追加されました。ユーザはエピックの一覧を取得する際に、オープンやクローズでフィルタリングができます。
マイルストーンの変更通知
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GitLabのマイルストーンはコードのリリースに関わる作業や、タイムボックスの時間枠内に終えてしまわないといけない作業の計画や追跡にとても役立ちます。 マイルストーンの日時は、一般的にチームメンバがお互いに、またステークホルダーとタイムライン上でやりとりしたりする上で重要となります。 ですから、マイルストーンが変更されたら、メンバーがそれを知ることは非常に重要となります。 今回のリリースで、GitLabでは課題やマージリクエスト上のマイルストーンの変更時にメールで通知する機能が追加されました。 そのため、作業の一部が遅れても、前倒しになっても、スコープ外となったとしても、いつでも最新の情報を入手できます。
エピックキーボードショートカット機能
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課題やマージリクエストと同じように、エピック内でもショートカットキーで基本的な操作ができるようになりました。 キーボードから手を離すことなく、もっとたくさんの作業を、もっと素早く終えられるようになります。 rで新規コメントの入力(選択したテキストを強調表示してくれます)、eでディスクリプションの編集、lでラベルの変更ができます。
課題ボードのカードのデザインが変更に
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GitLabの共同作業のコアは課題ボードです。チームメンバーは作業計画や作業中のタスクを一箇所で閲覧し、変更することができています。 本リリースで、課題カードのデザインを変更し、シンプルで組織的に関連情報を表示するようになりました。 1つのカードに、タイトル、時間管理、機密レベル、ラベル、期日、ウェイト、担当者が表示されます。
READMEと同じようにリポジトリ内のindexファイルを表示
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GitLabではディレクトリ内にREADME.*
ファイルが存在すると、 ファイルを開かなくても、自動的にそのファイルの中身が表示されました。 GitLab 11.5からは、index.*
ファイルも同様に表示されるようになります。
これは、ウェブページのデプロイに静的サイトジェネレーターを使用している場合に、特に役立ちます。 多くのウェブサーバーは、 http://example.com/page/index.html
とhttp://example.com/page/
を同じURLとして扱うので、 クリーンなURLでファイルの中身を表示できるようになります。
これは、マークダウンファイルに限らず、GitLabのサポートする多くの マークアップ言語 で利用できます。
プロジェクトネームスペース限定のRBACサービスアカウントを作成
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本番環境や重要なアプリケーションを実行するために、Kubernetesのセキュリティを高めることは非常に重要です。 RBACはあなたのクラスタのセキュリティを高めるのに、強力な力と柔軟性を与えます。
GitLab 11.5から、Kubernetes連携機能によって、それぞれのプロジェクトのネームスペースと紐づく専用のサービスアカウントとロールが作成されます。 このサービスアカウントとロールはCIのジョブで使用されます。 これによって、GitLab CI Runnerとやり取りするのに必要なcluster-admin
トークンを使用する必要がなくなります。
課題とマージリクエストのディスカッションアクティビティフィルタ
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課題やマージリクエストのコメントで活発にやり取りをすることは望ましいことですが、 ディスカッションの参加者が増え、長期間に渡る課題やマージリクエストの場合、 ディスカッションアクティビティには、多くのコメントとシステムノートが含まれ、非常に長いものになります。
このリリースで、課題やマージリクエストのディスカッションエリアに、 コメントかシステムノートのいづれかのみを表示するためのフィルタを追加しました。 フィルタの選択状況は、すべての課題とマージリクエストで共通の設定として保存されます。
同じ機能をエピックにも追加する予定です。
APIでGitサブモジュールを更新
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Gitサブモジュールを使用すると、Gitリポジトリ内に他のGitリポジトリを含めることができます。 今後は、GitLabのAPIでサブモジュールの参照を更新できるようになります。 これは、APIを使用して依存関係の更新を自動化するのに役立ちます。
Gitプッシュの検証に時間がかかり過ぎる場合にフィードバックを表示
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GitLabのGitリポジトリに変更をプッシュする毎に、 GitLabはそれぞれのコミットについて、権限とリポジトリサイズ制限とLFSオブジェクト存在の検証を行います。 巨大なプッシュを行うと、これらの検証に時間がかかり過ぎるために、何のフィードバックも無く失敗することがありました。
今後は、検証に時間がかかり過ぎるためにGitのプッシュに失敗した場合は、フィードバックが提供されます。 これにより、問題の原因をデバッグしやすくなります。
課題とマージリクエストとエピックのディスカッションアクティビティのデザインを改善
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このリリースで、課題とマージリクエストとエピックのディスカッションアクティビティのデザインが改善されました。 必要な情報を見つけやすくするために、コメントとシステムノートを区別しやすいようにデザインが変更されました。
グループ設定ページの利便性を改善
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GitLab 11.5では、グループ設定ページでよく利用される設定項目を優先して表示するように改善しました。 一番利用されるセクションを先頭に配置し、初期状態で展開表示するように変更しました。 また、どこに目的の設定があるのかを見つけやすくするために、ラベルとリンクの文言を改善しました。 近い将来、プロジェクトと管理者の設定ページも同様に改善する予定です。
「グループを作成」ページのデザインを変更
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このリリースで、「グループを作成」ページのデザインを「プロジェクトを作成」ページのデザインに合わせ、 一貫性のあるデザインとなるようにしました。
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このリリースで、トップナビの構成を変更し、2つの項目を専用のヘルプメニューへ移動させました。 近い将来、このヘルプメニューへインスタンスレベルのサポートやフィードバックに関する項目を追加する予定です。
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大多数の言語をサポートするGemnasiumサービスにより、 依存性スキャンが実現されています。 これによって、GitLabはパッケージに存在する既知の脆弱性を検出できますが、 開発者にとって必要な脆弱性の修正情報が不足していました。
GitLab 11.5では、Gemnasiumサービスは利用可能な脆弱性の修正情報を提供します。 この情報は、脆弱性の詳細ウィンドウと関連する課題の中に表示されます。 例えば、脆弱性の修正情報によって、セキュリティの問題を解決するために必要な、ライブラリのアップデートを最小限に抑えることができます。
プロジェクト機能とグループ設定の監査ログ
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監査ログはあなたのGitLabインスタンスで発生した重要なイベントを記録する機能です。 11.5では、以下のイベントを記録できるになりました:
GitLab Helm Chartの改善
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アクティビティダッシュボードのデザインを更新
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このリリースで、あなたのGitLabインスタンスで誰が何をしているのかについてのより良い情報を提供するために、 アクティビティダッシュボードのデザインを更新しました。 新しいアクティビティフィードでは、アクションが発生したコンテキストについて、より多くの情報を提供します。
GitLab Runner 11.5
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GitLab Runner 11.5も同時にリリースされました。 GitLab RunnerはCI/CDのジョブを実行し、その結果をGitLabに返すために使用される、オープンソースプロジェクトです。
注目すべき変更点:
GitLab Runnerのすべての変更はCHANGELOGを参照ください。
Geoの改善
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GitLabでは、分散チーム向けの機能のGeoの改善を継続して行っています。 GitLab 11.5では注目すべきいくつかの改善があります:
Omnibusの改善
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- GitLab 11.5はMattermost 5.4を同梱します。 オープンソースのSlack代替品で、最新版にはユーザーにとって役立ついくつかの機能の追加、新しいデータエクスポートツールの他様々な改善が含まれています。 また、セキュリティアップデートも含まれているので、アップグレードすることを推奨します。
- GitLabのサービスを起動するグループとして、任意のグループ名を設定できるようになりました。
- GitLab Omnibusに含まれるGoベースのアプリケーションで、証明書のためにOmnibus GitLab標準のディレクトリを設定できるようになりました。
gitlab_pages['max_connections']
を使用して、GitLab Pagesへの最大同時接続数を設定できるようになりました。 bundler
が1.16.6、unicode-display_width
が1.4.0、gitlab-monitor
が2.19.1、およびgitlab-elasticsearch-indexer
が0.3.0がアップデートされました。 - GitLabが使用しているオープンソースライセンスの一覧を読みやすいように改善しました。
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GitLab 11.5にはいくつかの注目すべきパフォーマンスの改善が含まれています:
グループファイルテンプレート
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「LICENSE」、「.gitignore」「Dockerfile」「.gitlab-ci.yml」等のファイルテンプレートが 用意されているため、これらのよく使うファイルを簡単にプロジェクトに追加することができています。 今回、グループ向けのテンプレートリポジトリを設定することにより、すべてのグループ及びサブグループ内の全てのプロジェクトで、カスタムファイルテンプレートを共有することができるようになります。 カスタムファイルテンプレートは社内の全プロジェクトで利用する必要のあるカスタムライセンスや、全てのマイクロサービスで利用する必要のある複雑なDockerfileなど、GitLabから提供されているテンプレートが一般的過ぎる場合に有用です。
インスタンスレベルのファイルテンプレートは GitLab 11.3からサポートされています。
課題分析
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本リリースで、この1年間にグループ内で作成された月間課題数を動的に表示するチャートが提供されます。 特定の課題のスコープで絞り込むこともできます。 これにより、チームではより課題について深く分析することができるでしょう。 例えば、Bugラベルを使用して、Bugの課題がいくつ作成されたかをサッと調べることができるようになります。
今後の計画は チャート機能の拡張で確認できます。 どうぞ、ディスカッションに参加してください。
メールアドレスの秘匿
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誰があなたのプロジェクトに貢献してくれているのかを知ることは大切であり、GitLabのウェブインターフェースやローカルのgit環境、どこかのサーバ上にforkしたコンテンツ上でコミットしてくれたユーザを調べることができます。しかし、あなたのメールアドレスが公になってしまいます。 GitLabはローカル環境でもウェブ上でも利用できる送信専用のメールアドレスの提供を開始します。それにより、自分のメールアドレスを公にしなくてもよくなります。
パッチファイル添付メールでマージリクエストを作成
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GitLabはメールでのマージリクエストの作成を以前よりサポートしていますが、メールを送信する前にブランチがサーバー上に存在している必要がありました。 今後は、メールにパッチファイル(拡張子.patch
)を添付するだけで、マージリクエストを開始することができるようになります。 パッチファイルはシステム間で変更の共有や伝達をするうえでスタンダードなものです。 GitLabの今後のリリースで、GitLabインスタンスと他のGitツールとの間でマージリクエストができるように分散型マージリクエストを追加していく予定です。
GitLabからJaegerを開く
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リクエストを処理している各ファンクションやマイクロサービスを追跡するなど、トレースすることにより、デプロイしたアプリケーションのパフォーマンスや状態を深く知ることができます。 これにより、モノリシックなシステムであっても、分散システムでも、リクエストのフロー全体を簡単に理解することができます。 GitLab 11.5はJaegerとCNCFが提供しているトレースプロジェクトの初期設定を含んでおり、GitLabからJaegerのUIを簡単に開けるようにしました。
Omnibus GoアプリがGitLabの証明書ディレクトリを使えるように
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GitLabには多くのGo言語ベースのアプリが含まれています。 v11.5以前は、これらのアプリは信頼できる証明書の置き場所に、OmnibusインストールのGitLabディレクトリではなくOSの証明書配置場所を利用していました。
このリリースより、Go言語のアプリは証明書とGitLabのデータで同じディレクトリを使用することになります。ディレクトリはデフォルトでは/opt/gitlab/embedded/ssl/certs/になります。それにより、証明書の管理が容易に、またシンプルになります。
Go言語のアプリに依存したGitLabのインストールで、システムディレクトリを使っている場合、OmnibusインストールのGitLab標準ディレクトリに証明書を移動させる必要があります。
監査イベントのJSONログ
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GitLab外で監査イベントの分析と調査を容易にするために、audit_json.log
を追加しました。これにより、監査イベントが構造化ログファイル(JSON形式等)で取得できます。 この変更でログの解析、配布はより簡単になり、特に可視化や他のツールでの分析がより容易になりました。
マージリクエストの差分を閲覧する際のファイルリスト
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軽微な変更を除き、マージリクエストの差分でファイルを行ったり来たりする必要があります。 GitLab 11.4で追加されたファイルツリーに加えて、 変更されたファイルの確認とそのファイルへのアクセスを改善するために、検索可能なファイルの一覧表示を提供します。 ツリー表示でも一覧表示でもお好きな方を使えます。
メールアドレス、APIトークンを用いたJiraクラウドの認証
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Jiraクラウドでは 認証方法からユーザ名を削除しました。 この変更をサポートするため、GitLabではユーザ名の代わりに、メールアドレスやAPIトークンでJiraクラウドとの認証を行えるようになりました。
オープン、またはクローズのエピックをAPIでフィルタする
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最近のリリースでエピックをクローズできるようになりました。つまり、エピックにオープンとクローズという異なるステータスが持てるようになったということです。 今回のリリースで、APIにそのステータスが追加されました。ユーザはエピックの一覧を取得する際に、オープンやクローズでフィルタリングができます。
エピックキーボードショートカット機能
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課題やマージリクエストと同じように、エピック内でもショートカットキーで基本的な操作ができるようになりました。 キーボードから手を離すことなく、もっとたくさんの作業を、もっと素早く終えられるようになります。 rで新規コメントの入力(選択したテキストを強調表示してくれます)、eでディスクリプションの編集、lでラベルの変更ができます。
READMEと同じようにリポジトリ内のindexファイルを表示
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GitLabではディレクトリ内にREADME.*
ファイルが存在すると、 ファイルを開かなくても、自動的にそのファイルの中身が表示されました。 GitLab 11.5からは、index.*
ファイルも同様に表示されるようになります。
これは、ウェブページのデプロイに静的サイトジェネレーターを使用している場合に、特に役立ちます。 多くのウェブサーバーは、 http://example.com/page/index.html
とhttp://example.com/page/
を同じURLとして扱うので、 クリーンなURLでファイルの中身を表示できるようになります。
これは、マークダウンファイルに限らず、GitLabのサポートする多くの マークアップ言語 で利用できます。
課題とマージリクエストのディスカッションアクティビティフィルタ
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課題やマージリクエストのコメントで活発にやり取りをすることは望ましいことですが、 ディスカッションの参加者が増え、長期間に渡る課題やマージリクエストの場合、 ディスカッションアクティビティには、多くのコメントとシステムノートが含まれ、非常に長いものになります。
このリリースで、課題やマージリクエストのディスカッションエリアに、 コメントかシステムノートのいづれかのみを表示するためのフィルタを追加しました。 フィルタの選択状況は、すべての課題とマージリクエストで共通の設定として保存されます。
同じ機能をエピックにも追加する予定です。
Gitプッシュの検証に時間がかかり過ぎる場合にフィードバックを表示
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GitLabのGitリポジトリに変更をプッシュする毎に、 GitLabはそれぞれのコミットについて、権限とリポジトリサイズ制限とLFSオブジェクト存在の検証を行います。 巨大なプッシュを行うと、これらの検証に時間がかかり過ぎるために、何のフィードバックも無く失敗することがありました。
今後は、検証に時間がかかり過ぎるためにGitのプッシュに失敗した場合は、フィードバックが提供されます。 これにより、問題の原因をデバッグしやすくなります。
グループ設定ページの利便性を改善
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GitLab 11.5では、グループ設定ページでよく利用される設定項目を優先して表示するように改善しました。 一番利用されるセクションを先頭に配置し、初期状態で展開表示するように変更しました。 また、どこに目的の設定があるのかを見つけやすくするために、ラベルとリンクの文言を改善しました。 近い将来、プロジェクトと管理者の設定ページも同様に改善する予定です。
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このリリースで、トップナビの構成を変更し、2つの項目を専用のヘルプメニューへ移動させました。 近い将来、このヘルプメニューへインスタンスレベルのサポートやフィードバックに関する項目を追加する予定です。
プロジェクト機能とグループ設定の監査ログ
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監査ログはあなたのGitLabインスタンスで発生した重要なイベントを記録する機能です。 11.5では、以下のイベントを記録できるになりました:
アクティビティダッシュボードのデザインを更新
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このリリースで、あなたのGitLabインスタンスで誰が何をしているのかについてのより良い情報を提供するために、 アクティビティダッシュボードのデザインを更新しました。 新しいアクティビティフィードでは、アクションが発生したコンテキストについて、より多くの情報を提供します。
Geoの改善
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GitLabでは、分散チーム向けの機能のGeoの改善を継続して行っています。 GitLab 11.5では注目すべきいくつかの改善があります:
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GitLab 11.5にはいくつかの注目すべきパフォーマンスの改善が含まれています: