購読中のラベル一覧
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GitLabのラベルは、課題、マージリクエスト、およびエピックに適用できるのでとても強力です。 しかし、使用するラベルが増えるにつれて、ラベルの管理が煩雑になります。
そのため、最近のリリースでプロジェクトのラベル一覧ページでラベルの検索をできるようにしました。 このリリースではさらに、名前、作成日、および更新日での並べ替えできるようにしたことに加えて、 購読中のラベル一覧を表示できるようにしました。 この機能は、グループとプロジェクトのラベル一覧の両方で利用できます。
WIPマージリクエストの絞り込み
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GitLabのマージリクエストは、チームメンバーがコードを通して共同作業するために、中核となる機能です。 WIP(work in progres)機能は、作業中のコードをチームメンバーと共有し、まだマージすべきではないことを伝えるのに役立ちます。
このリリースでは、グループレベルとプロジェクトレベルの両方のマージリクエストの一覧で、 WIPとWIP以外のマージリクエストを絞り込む機能が追加されました。 これにより、作業中のマージリクエストとレビューの最終段階にあるマージリクエストを素早く探せるようになります。
あなたへの@mentions
を区別して強調表示
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課題やマージリクエストでのディスカッションが長くなると、 自分へのコメントを見つけるのが困難になります。
このリリースから、あなた(ログイン中のユーザー)への@mentions
の色を他の色で強調表示します。 これは、自分へのコメントを素早く見つけるのに役立ちます。
クリックでマークダウンのテーブルやリンクを挿入
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GitLabでは、テキストを入力するほとんどの箇所でGitLab Flavored Markdown(GFM)を利用できます。 GFMを使用すると、シンプルな文法でリッチな表示が可能になります。 例えば、GFMを使用してテーブルを作成することができます。 これまでは、GFMでテーブルを作成する作業は、大量の文字を手打ちする必要があるために苦痛を伴うものでした。 同様に、GFMはURLのリンクもサポートしていますが、その文法を忘れてしまうと使用できませんでした。
このリリースからは、GFMエディターのテーブルボタンをクリックすることで、自動的にテーブルを挿入できるようになりました。 これにより、テーブルを作成する手間が軽減されます。 この機能は、GitLabのすべての説明欄とコメント欄で利用できます。
また、リンクボタンをクリックすると、リンク文法の雛形が生成されます。 ここにリンクの名前を入力しURLを貼り付けることで、リンクを簡単に作成することができます。
テーブルの挿入はGeorge Tsiolisさんの貢献によるものです。
URLリンクの挿入はJan Beckmannさんの貢献によるものです。
作成された課題をバーンダウンチャートに内包
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バーンダウンチャートは、チームがマイルストーンの進捗を測るのに役立ちます。 通常、作業のスコープはマイルストーンの開始前に決定されるべきものです。 しかし、緊急のバグやセキュリティの修正など、ルールには重要な例外がつきものです。
このリリースから、このようなマイルストーンの途中に作成された課題も、 バーンダウンチャートに内包されるようになりました。
課題APIのウェイトの値を拡張
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以前のリリースで、課題のウェイトの値としてゼロより大きい任意の整数を使用できるように拡張されました。
このリリースから、課題APIでも同じようにウェイトの値にゼロ以上の任意の整数を設定できるように拡張されました。
クイックアクションでディスカッションをロック
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課題やマージリクエストのディスカッションをロックする機能は、 新しい課題やマージリクエストで対話するように促すのに役立ちます。 また、不正利用や非生産的な振る舞いを制限するのにも利用できます。
このリリースから、クイックアクションでディスカッションをロック、またはアンロックできるようになりました。
この機能はMehdi Lahmamさんの貢献によるものです。
エピックをクローズ
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課題やマージリクエストと同様に、エピックをクローズ、および再オープンできるようになりました。 また課題一覧と同様に、エピック一覧にオープン、クローズ、すべてのタブが追加されました。 これにより、エピックのすべての作業が完了後にエピックをクローズすることで、 デフォルトのエピック一覧に完了したエピックは表示されなくなります。
課題と同様に、エピックのクローズは画面のボタン以外に、クイックアクションやAPIからも可能です。
管理者エリアの設定の構成を改善
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GitLabには非常に多くの機能があるので、GitLabの管理業務は大変な作業になり得ます。
このリリースでは、すべてのセクションを個別設定のサブページに移動させることで、管理者エリアでの設定作業のユーザー体験を改善しました。 これによって管理者は詳細ページに、より短時間でアクセスできるようになります。
プロジェクトを人気順に並べ替え
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GitLabは、あなたが関心のあるプロジェクトを見つけられるように最善を尽くします。 このリリースから、プロジェクトの探索ページで、プロジェクトを人気順に並べ替えできるようになりました。
この機能はJacopo Beschiさんの貢献によるものです。
プロジェクトの概要にプログラミング言語の使用率を表示
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以前のリリースで、プロジェクトの概要ページに、使用しているプログラミング言語のおおよその割合が分かるバーを追加しました。
GitLab 11.4では、さらにプログラム言語の使用率も表示するようにしました。
この機能はJohann Hubert Sonntagbauerさんの貢献によるものです。
二段階認証のリカバリーコードをダウンロード
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ウェブアプリケーションのログインに二段階認証を利用することはデファクトスタンダードとなっています。 GitLabでは、二段階認証を最初にセットアップした時に、アカウントへのアクセスを回復するためのリカバリーコードが表示されます。 リカバリーコードは、スマートフォンなどを紛失して、二段階認証でのログインができなくなった時に必要なものです。
このリリースから、「Download codes」ボタンをクリックしてリカバリーコードをテキストファイルとしてダウンロードできるようになりました。
この機能はLuke Picciauさんの貢献によるものです。
管理エリアのRunner一覧をRunnerのタイプや状態で絞り込み
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管理エリアのRunner一覧をRunnerのタイプや状態で絞り込みできるようになりました。 これは、たくさんのRunnerを管理するにに役立ちます。
Docker executerで対話的なウェブターミナルをサポート
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CIを実行するDocker executorで対話的なウェブターミナルの機能をサポートしました。 現在は、スクリプトの処理が完了すると、ただちにDockerのセッションが終了します。 しかし、次のリリースでは#3605を解決することで、この動作が改善される見込みです。
プランによって利用できないAuto DevOpsのジョブをスキップ
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GitLab 11.4から、利用中のプランを評価してAuto DevOpsのジョブをスキップするようにしました。 これにより、利用できない機能(例えば、Ultimateのみで利用可能なSASTやDAST)がある場合に、Auto DevOpsのパイプライン処理が高速化されます。
これには、パイプライン処理の時間を短縮するだけではなく、パイプラインに不要なジョブが表示されなくなるので、見やすくなる効果もあります。
パイプラインのジョブを遅延実行
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このリリースから、.gitlab-ci.yml
の中でwhen
キーワードを使用することで、 ジョブの開始を遅延させることができるようになりました。 遅延がない場合のジョブの開始時刻を起点として、遅延させる時間を指定することができます。 これにより、例えば、定期的にインクリメンタルロールアウトを実行するといった処理が可能になります。
NurtchとJupyterHubで対話的な運用マニュアル
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対話的な運用マニュアルは、運用者がインフラの診断やデプロイなどの定型的なタスクを実行するのに、非常に便利なツールです。
このリリースから、GitLabのKubernetesインテグレーションでインストールしたJupyterHubアプリケーションに、 NurtchのRubix libraryが内包されるようになりました。 これにより、DevOpsの運用マニュアルを作成するためのシンプルな方法が提供されます。 提供されるサンプル運用マニュアルを利用した、運用例の動画をご覧いただけます。
プロジェクトで許可/禁止するライセンスの管理
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開発者がプロジェクトで許可/禁止するライセンスを管理するのに、ライセンスポリシーが有効です。 新しいライセンスが追加されると、マージリクエストのページで直接そのライセンスを許可/禁止することができます。 しかし、プロジェクトのメンテナによっては、許可/禁止するライセンスを事前に決めたい場合があります。
GitLab 11.4では、ライセンスポリシーに手動で禁止/許可するライセンスを追加できるようになりました。 プロジェクトのメンテナは、Settings > CI/CD > License Managementページで、事前にライセンスポリシーを作成できます。
メトリクスダッシュボードに警告の閾値を表示
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GitLab 11.4から、メトリクスダッシュボードに設定した警告の閾値が表示されるようになりました。 これにより、警告を発しているメトリクスを簡単に見分けることができます。
Gitプロトコル v2
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開発者は、現在のブランチがリモートブランチから遅れていないか確認するために、一日に何回もfetchを行います。 Gitプロトコル v2は、Gitの通信プロトコルのメジャーアップデートで、 cloneやfetchやpushの際にクライアント(あなたのマシン)とサーバー(GitLab)がどのようにやり取りするかを定義します。 新しい通信プロトコルはfetchコマンドのパフォーマンスを向上させるなど様々な改善がされています。
以前のプロトコルでは、fetchコマンドのレスポンスにはレポジトリのすべての参照が含まれていました。 例えば、一つのブランチを更新するためにfetchする(つまりgit fetch origin master
)と、すべての参照のリストが取得されてしまいます。 巨大なプロジェクトでは、数十万の参照と数十メガバイトのデータ量となる場合もあります。
Gitプロトコル v2はGit v2.18からサポートされ、オプトインで提供されます。 グローバルに有効にするには、git config --global protocol.version 2
を実行してください。
なお、SSHのGitプロトコル v2は、まだGitLab.comでは有効になっていません。 また、セルフホスティングのGitLabインスタンスで使用するには、手動で有効にする必要があります。
管理エリアのGeoのUXを改善
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Geo(GitLabのレプリケーション機能)の管理者として、セカンダリノードのセットアップと同期状態を把握することは非常に重要です。
GitLab 11.4では、同期状態や検証の詳細を画面に表示することで、管理エリアのGeo関連のUXを改善しました。 プライマリノードの管理エリアには、新しく「Projects」ボタンが追加され、セカンダリノードのプロジェクト一覧を素早く開くことができます。 セカンダリノードには、新しく「All」タブが追加され、検証状態の概要を素早く確認できます。
今後、さらなるUXの改善が計画されています。
Omnibus GitLabのPrometheusを2.0にアップグレード
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簡易的にインスタンスを監視できるように、 Omnibus GitLabにはPrometheusが同梱されています。 Prometheusチームは、多くの点が改善された、 新メジャーバージョンの2.x系をリリースしました。 これらの改善には、パフォーマンスの改善やより効率的な時系列データベースフォーマットなどが含まれます。 残念ながら、データベースのアーキテクチャの変更により、1.x系のデータベースフォーマットとの互換性はありません。 GitLab 11.4では、OmnibusパッケージにPrometheus 2.4.2が同梱され、ユーザーはその恩恵を得ることができます。
- GitLab 11.4以上の新規インストールではPrometheus 2.x系が使用されます。
- 既存のインスタンスでは、Prometheusは自動アップグレードされません。新しく追加された
gitlab-ctl Prometheus-upgrade
コマンドで、 Prometheusのアップグレードとオプションでデータ移行ができます。 データ移行中はPrometheusが停止します。 - GitLab 12.0ではPrometheusが2.0に自動的にアップグレードされる予定です。この自動アップデートでは、Prometheus 1.0のデータ移行は行なわれない予定です。
Prometheus 2.4.2へのアップグレードに関する詳細な情報が必要な場合は、アップデートドキュメントを参照してください。
Geoの改善
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GitLabでは、分散チーム向けの機能のGeoの改善を継続して行っています。 GitLab 11.4では注目すべきいくつかの改善があります:
how we built GitLab Geoのブログ記事も参照ください。
GeoでSSHのGitコマンドをプライマリノードにプロキシ
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地理的に分散したチームをサポートするために、可能な限りGeoの利用を簡単することを目指して開発が行われています。 GitLab 11.3では、 はじめてセカンダリノードからSSHのgit push
をプライマリノードにプロキシすることをサポートしました。
このリリースからは、この機能のユーザビリティとパフォーマンスを更に改善し、cloneとpullもできるようになりました。 これにより、Geoを利用する際に、複数のリモートURLを手作業で設定する必要がなくなります。
GitLab Runner 11.4
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GitLab Runner 11.4も同時にリリースされました。 GitLab RunnerはCI/CDのジョブを実行し、その結果をGitLabに返すために使用される、オープンソースプロジェクトです。
注目すべき変更点:
GitLab Runnerのすべての変更はCHANGELOGを参照ください。
Omnibusの改善
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redis
が3.2.12へアップデートされ、深刻なセキュリティの問題といくつかの脆弱性が修正されました。11.4にアップグレードした後に、gitlab-ctl restart redis
を実行し、確実に新しいバージョンを利用してください。 - GitLab 11.4はMattermost 5.3を同梱します。 オープンソースのSlack代替品で、最新リリースではデスクトップ、およびモバイルアプリでの検索機能の強化などの様々な改善がされています。 また、セキュリティアップデートも含まれているので、アップグレードすることを推奨します。
git
を2.18.1へ、libpng
を1.6.35へアップデートしました。 gnupg
を2.2.10へ、gpgme
を1.10.0へ、libgcrypt
を1.8.3へ、npth
を1.6へ、libgpg-error
を1.32へ、libassuan
を2.5.1へアップデートしました。 trusted_certs
ディレクトリ内の証明書のパーミッションを0755
から0644
に変更しました。
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GitLab 11.4にはいくつかの注目すべきパフォーマンスの改善が含まれています:
WIPマージリクエストの絞り込み
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GitLabのマージリクエストは、チームメンバーがコードを通して共同作業するために、中核となる機能です。 WIP(work in progres)機能は、作業中のコードをチームメンバーと共有し、まだマージすべきではないことを伝えるのに役立ちます。
このリリースでは、グループレベルとプロジェクトレベルの両方のマージリクエストの一覧で、 WIPとWIP以外のマージリクエストを絞り込む機能が追加されました。 これにより、作業中のマージリクエストとレビューの最終段階にあるマージリクエストを素早く探せるようになります。
クリックでマークダウンのテーブルやリンクを挿入
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GitLabでは、テキストを入力するほとんどの箇所でGitLab Flavored Markdown(GFM)を利用できます。 GFMを使用すると、シンプルな文法でリッチな表示が可能になります。 例えば、GFMを使用してテーブルを作成することができます。 これまでは、GFMでテーブルを作成する作業は、大量の文字を手打ちする必要があるために苦痛を伴うものでした。 同様に、GFMはURLのリンクもサポートしていますが、その文法を忘れてしまうと使用できませんでした。
このリリースからは、GFMエディターのテーブルボタンをクリックすることで、自動的にテーブルを挿入できるようになりました。 これにより、テーブルを作成する手間が軽減されます。 この機能は、GitLabのすべての説明欄とコメント欄で利用できます。
また、リンクボタンをクリックすると、リンク文法の雛形が生成されます。 ここにリンクの名前を入力しURLを貼り付けることで、リンクを簡単に作成することができます。
テーブルの挿入はGeorge Tsiolisさんの貢献によるものです。
URLリンクの挿入はJan Beckmannさんの貢献によるものです。
課題APIのウェイトの値を拡張
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以前のリリースで、課題のウェイトの値としてゼロより大きい任意の整数を使用できるように拡張されました。
このリリースから、課題APIでも同じようにウェイトの値にゼロ以上の任意の整数を設定できるように拡張されました。
エピックをクローズ
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課題やマージリクエストと同様に、エピックをクローズ、および再オープンできるようになりました。 また課題一覧と同様に、エピック一覧にオープン、クローズ、すべてのタブが追加されました。 これにより、エピックのすべての作業が完了後にエピックをクローズすることで、 デフォルトのエピック一覧に完了したエピックは表示されなくなります。
課題と同様に、エピックのクローズは画面のボタン以外に、クイックアクションやAPIからも可能です。
プロジェクトを人気順に並べ替え
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GitLabは、あなたが関心のあるプロジェクトを見つけられるように最善を尽くします。 このリリースから、プロジェクトの探索ページで、プロジェクトを人気順に並べ替えできるようになりました。
この機能はJacopo Beschiさんの貢献によるものです。
二段階認証のリカバリーコードをダウンロード
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ウェブアプリケーションのログインに二段階認証を利用することはデファクトスタンダードとなっています。 GitLabでは、二段階認証を最初にセットアップした時に、アカウントへのアクセスを回復するためのリカバリーコードが表示されます。 リカバリーコードは、スマートフォンなどを紛失して、二段階認証でのログインができなくなった時に必要なものです。
このリリースから、「Download codes」ボタンをクリックしてリカバリーコードをテキストファイルとしてダウンロードできるようになりました。
この機能はLuke Picciauさんの貢献によるものです。
Docker executerで対話的なウェブターミナルをサポート
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CIを実行するDocker executorで対話的なウェブターミナルの機能をサポートしました。 現在は、スクリプトの処理が完了すると、ただちにDockerのセッションが終了します。 しかし、次のリリースでは#3605を解決することで、この動作が改善される見込みです。
パイプラインのジョブを遅延実行
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このリリースから、.gitlab-ci.yml
の中でwhen
キーワードを使用することで、 ジョブの開始を遅延させることができるようになりました。 遅延がない場合のジョブの開始時刻を起点として、遅延させる時間を指定することができます。 これにより、例えば、定期的にインクリメンタルロールアウトを実行するといった処理が可能になります。
プロジェクトで許可/禁止するライセンスの管理
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開発者がプロジェクトで許可/禁止するライセンスを管理するのに、ライセンスポリシーが有効です。 新しいライセンスが追加されると、マージリクエストのページで直接そのライセンスを許可/禁止することができます。 しかし、プロジェクトのメンテナによっては、許可/禁止するライセンスを事前に決めたい場合があります。
GitLab 11.4では、ライセンスポリシーに手動で禁止/許可するライセンスを追加できるようになりました。 プロジェクトのメンテナは、Settings > CI/CD > License Managementページで、事前にライセンスポリシーを作成できます。
Gitプロトコル v2
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開発者は、現在のブランチがリモートブランチから遅れていないか確認するために、一日に何回もfetchを行います。 Gitプロトコル v2は、Gitの通信プロトコルのメジャーアップデートで、 cloneやfetchやpushの際にクライアント(あなたのマシン)とサーバー(GitLab)がどのようにやり取りするかを定義します。 新しい通信プロトコルはfetchコマンドのパフォーマンスを向上させるなど様々な改善がされています。
以前のプロトコルでは、fetchコマンドのレスポンスにはレポジトリのすべての参照が含まれていました。 例えば、一つのブランチを更新するためにfetchする(つまりgit fetch origin master
)と、すべての参照のリストが取得されてしまいます。 巨大なプロジェクトでは、数十万の参照と数十メガバイトのデータ量となる場合もあります。
Gitプロトコル v2はGit v2.18からサポートされ、オプトインで提供されます。 グローバルに有効にするには、git config --global protocol.version 2
を実行してください。
なお、SSHのGitプロトコル v2は、まだGitLab.comでは有効になっていません。 また、セルフホスティングのGitLabインスタンスで使用するには、手動で有効にする必要があります。
Omnibus GitLabのPrometheusを2.0にアップグレード
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簡易的にインスタンスを監視できるように、 Omnibus GitLabにはPrometheusが同梱されています。 Prometheusチームは、多くの点が改善された、 新メジャーバージョンの2.x系をリリースしました。 これらの改善には、パフォーマンスの改善やより効率的な時系列データベースフォーマットなどが含まれます。 残念ながら、データベースのアーキテクチャの変更により、1.x系のデータベースフォーマットとの互換性はありません。 GitLab 11.4では、OmnibusパッケージにPrometheus 2.4.2が同梱され、ユーザーはその恩恵を得ることができます。
- GitLab 11.4以上の新規インストールではPrometheus 2.x系が使用されます。
- 既存のインスタンスでは、Prometheusは自動アップグレードされません。新しく追加された
gitlab-ctl Prometheus-upgrade
コマンドで、 Prometheusのアップグレードとオプションでデータ移行ができます。 データ移行中はPrometheusが停止します。 - GitLab 12.0ではPrometheusが2.0に自動的にアップグレードされる予定です。この自動アップデートでは、Prometheus 1.0のデータ移行は行なわれない予定です。
Prometheus 2.4.2へのアップグレードに関する詳細な情報が必要な場合は、アップデートドキュメントを参照してください。
GeoでSSHのGitコマンドをプライマリノードにプロキシ
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地理的に分散したチームをサポートするために、可能な限りGeoの利用を簡単することを目指して開発が行われています。 GitLab 11.3では、 はじめてセカンダリノードからSSHのgit push
をプライマリノードにプロキシすることをサポートしました。
このリリースからは、この機能のユーザビリティとパフォーマンスを更に改善し、cloneとpullもできるようになりました。 これにより、Geoを利用する際に、複数のリモートURLを手作業で設定する必要がなくなります。
Omnibusの改善
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redis
が3.2.12へアップデートされ、深刻なセキュリティの問題といくつかの脆弱性が修正されました。11.4にアップグレードした後に、gitlab-ctl restart redis
を実行し、確実に新しいバージョンを利用してください。 - GitLab 11.4はMattermost 5.3を同梱します。 オープンソースのSlack代替品で、最新リリースではデスクトップ、およびモバイルアプリでの検索機能の強化などの様々な改善がされています。 また、セキュリティアップデートも含まれているので、アップグレードすることを推奨します。
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を2.18.1へ、libpng
を1.6.35へアップデートしました。 gnupg
を2.2.10へ、gpgme
を1.10.0へ、libgcrypt
を1.8.3へ、npth
を1.6へ、libgpg-error
を1.32へ、libassuan
を2.5.1へアップデートしました。 trusted_certs
ディレクトリ内の証明書のパーミッションを0755
から0644
に変更しました。